暑い夏に茂っていた草花が 今は無く、
命を受け継ぐように水仙が 青緑の葉を空に向かって 伸ばしている。
葉先には幾つか ふっくらと膨らみが出来ているが 今はまだ時期じゃない、
正月を控えた冬枯れの庭で 勢いよく伸びる水仙、寒い季節に良く合う花だ。
春の訪れと共に咲くこの水仙は「希望」の 花とも呼ばれ、
次に咲く菜の花を思わせる鮮やかな黄色を、白い花びらが囲んでいる。
今はこうして自宅の庭を眺めながら書いていますが、
私がこの花を印象深く想うのは、
単身赴任で山口に住んでいた頃を思い出すからです。
雪化粧した斜面に咲いた水仙が目に映り、
なぜかその時アパートに持ち帰り花瓶に飾った、
ついでに、ぎこちなくマウスを動かしながら
パソコンで絵を描いたことがある。
その年の春、単身赴任が解消して今の家に戻ってきた。
水仙はやはり「希望」の 花だったんですね・・・
十数年前の春でした。
その時描いた絵 「水仙」、
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