ブラック企業

SMAP(スマップ)の話題が
芸能ニュースで連日報道されています、

真実のほどはよく分かりませんが、
私なりにチェックした感想を述べますと、

「芸能界では所属事務所が、
芸能活動に絶大な力を持っている」

という事のようです。

 

 

 

この事は、

間違った「絶大な力」の使い方をすれば、

 
ある意味で芸能人の自由な活動を阻害する
だけでは無く、パワハラの温床にもなりかねません。

視聴者やファンは芸能人の明るく華やかな一面をみて
元気をもらったり、今日の疲れを癒し明日への活力としていますが、
なかなか楽屋裏の事情までは芸能ニュースに出るまでは分かりません。

今回の解散騒動も、
事務所幹部の指示には逆らえない環境の中で、
いろいろ不満が有っても、折り合いをつけた、
と言うのが実情だと思います。

そろそろ芸能界も悪しき慣例から脱却していく時期なのかもしれません。
 

芸能界だけではなく日本社会には「ブラック企業」が
はびこって来ているように思います。

「ブラック企業」のイメージは大雑把に言えば、

過酷な労働条件とパワーハラスメントで人権を踏みにじり、

自己責任の押しつけで正当な賃金も払わずボロボロになるまでこき使い、

ダメになったらポイと使い捨てる、

労働基準法も無視する会社。

と、言ったところかと思いますが、

建前や隠蔽で違法な働かせ方をしている企業も
たくさん有って、告発すれば仕事を干されて
退職に追い込まれる等、現場は大変だと思います。

 

テレビ局のバラエティー番組の扱い方も、「絶大な力」に気を使ってか？

事務所批判を避けているように感じました。

 

スポーツの世界は少しだけ進んできていると思います、

選手会という労働組合も出来ているし・・・

ぜひ、芸能界も個人加盟の労働組合でも立ち上げたらどうかと思う。
 

2016/1/21　toshi